冬の林業現場よりレポート
本日、仕事納めの現場へお邪魔してきました。
車で山へ入ると、左手には来期の薪になる広葉樹が沢山立っていました。
木は成長し、成熟期を迎えると、二酸化炭素の吸収量が減ってしまいます。
手入れのために適切に切り、また新しい苗を植えることで、森は豊かになります。来期切り出した広葉樹の森には、新たな広葉樹の苗が植えられ、その成長とともに多くの二酸化炭素を吸収してくれます。
冬伐採は木の水分が少なく、締まっていて虫が入りにくいという事で、夏場より冬場に伐採したほうが良いとされています。
木の内部に水分が多いと、それが凍結・膨張し、自らの体を傷つけてしまうことを木は分かっているのでしょう。冬に向けて自らの水分を少なくしていくようです。
現場には製材所へ出荷予定の木が沢山積まれていました。
更に進むと、伐採し、カットされる前の木が数本。
こちらの木は30メートルほど有り、80年程の木だそうです。
本年も残すところあと僅かとなりました。
皆さまには格別のご愛顧賜わり厚く御礼申し上げます。
来る年も変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。