薪づくりの現場よりレポート
秋田県鹿角市にあるRotationの現場で薪作りが始まりました。
すっかり春の景色になりましたが、秋田の山にはまだ雪があります。
今年はここ数年と比べ雪が多く、地元の秋田八幡平スキー場はまだまだ積雪250cm。ゴールデンウィークまで営業しています。
この時期は春と冬を同時に楽しめる地域です。
さて、こちらの現場では、樹木の含水率が下がる冬の間に切り出された原木丸太を、チェーンソーで30㎝ほどの長さに玉切りにしていき、薪割り機でどんどん割って行きます。
割られた薪は軽トラックの荷台へ積み、専用カゴへの詰め込み作業場へと運ばれます。
ここでは短期間でしっかり乾燥が進むように、薪1本1本に風が通るよう、並べ方にひと工夫して詰め込んでいきます。
専用のカゴに詰められた薪は、フォークリフトで乾燥用のビニールハウスへと運ばれます。
この乾燥用ハウスは、薪の乾燥のためにさまざまな工夫を凝らして作られた専用ハウスです。(→薪乾燥・保管用の専用ビニールハウスの工夫についての詳細はこちら)
乾燥用のビニールハウスに収められた薪は、含水率が20%以下になるまでじっくり乾燥させます。
透明のビニールハウスでたっぷりの日を浴びて、しっかり乾いた薪を皆様の元へお届け致します。
キャンプに、薪ストーブに。
世界遺産 北海道・北東北の縄文遺跡群のうちの一つ、特別史跡「大湯環状列石」がある鹿角市から届くRotationのよく乾いた薪を燃やし、太古の時代に思いを馳せながら炎を眺める贅沢な時間をぜひお過ごしください。