植林現場よりレポート
昨日、植林真っ最中の現場へお邪魔してきました。
鹿角市の最高気温28度、山も熱かったです・・・
「林業」というと木を伐採するイメージが強く、森を壊すものと考えている方も少なくないかもしれません。
しかしながら本来の林業は、木を切った場所にまた苗を植え、手入れをしながら山を育て、資源を循環させる取り組みであり、森を守り、育てる機能を担っています。
そして、一度 人の手の入った人工林は、放置してしまうと どんどん荒廃し、本来森林が持つさまざまな機能を発揮することが出来なくなってしまいます。
そうならないように、Rotationを運営する西村林業では、伐採地への植樹を行い、きちんと再造林することで持続可能な循環型林業を実践しています。
こちらは植えられたカラ松の苗です。
山菜と共に成長しています。まだまだ可愛らしいですね。
カラ松などのマツ科の針葉樹は油分が多く、火付きが良く勢いよく燃えるため、焚き火での焚き付け材や調理薪としてよく使われます。
薪ストーブを付けて早く温度を上げたい時などに使う方もいるようです。(お使いの薪ストーブが針葉樹の薪を使用しても問題ないかご確認の上、使用ください。)
Rotationでは、松材の薪は取り扱っておりませんが、大・小サイズのスウェーデントーチ(木こりのロウソク)を松材で製作し、通販にて販売しております。
スウェーデントーチは炎が大きくなり過ぎないので、焚き火のように暖を取ったり、スキレットやフライパンで調理したり、ミニマムなキャンプファイヤーを比較的安全に楽しむことが出来たりなど、さまざまな用途に使えます。
松特有の樹脂成分により火力が高いので、中華鍋を使って「キャンプ炒飯」なども楽しく美味しいかもしれません。
着火は、十字に切られた中心上部に焚き付け剤を挟み、火を点けたり、燃えている炭を挟むだけととても簡単です。
気になる方はぜひ一度お試しください。
こちらは今年度から新たに始めるブルーベリーの畑です。
通路などの作業スペースを確保するためある程度の間隔を空けて苗を植えていきます。ブルーベリーは種から育てる場合、しばらくは実がなったら摘果して実を育てず、通常4〜5年経ってから少しずつ実を付けていくことで、木への負担を減らして木自体をしっかり育てていきます。
まだ少し時間はかかりますが、甘く大粒の実がなるのが楽しみです。
熱い中、現場の皆さんお疲れ様です。