薪ストーブ用の薪が定期的に届く!?とっても便利な定期配送サービスを徹底解説!
Rotationのサービスに「薪定期便サービス」というものがあります。
冬の薪ストーブ使用が始まる前に一度だけ注文をすれば、あとは決められたタイミングで、決められた量の薪を、決められた期間まで、定期的にお届けするというとっても便利なサービスです。
キャンプに「毎月行っている」「毎週行っている」ようなキャンパーさんにもオススメです。買い忘れることもなく、何度も注文する必要がないので、とっても便利です。
そんな便利な薪定期便サービスのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
・何度も注文しなくて済むので、楽ちんです。注文忘れも防げます。
・薪を補充する量と注文間隔を考えて定期便サービスを利用すれば、薪を置くスペースを狭くでき、快適な薪ストーブライフを送れます。
・段ボールに梱包された状態で届くので、室内を汚さずに保管できます。
・頻繁に薪を買いに行く手間から解放されます。
・途中で配送量や配送間隔を変えられるので、後から最適な量とタイミングへ調整ができ、シーズン終わり近くの在庫の調整もしやすいです。
・契約期間1ヶ月からご利用いただけるので、お試しをしてから本格導入も可能です。
・薪の保管スペースが取れないことが理由で薪ストーブの設置を諦めていた方も、この定期便を利用すれば設置できるかもしれません。
デメリット
・1箱20kg入りの段ボールで届くので、持ち運びが重たい。
(二人で持てて、移動距離も短いことが想定されるので、メリットを消すほどのデメリットにならない方も多いです。)
・現在はお振込か着払いのみの対応となっている。
・定期配送なので、薪の使用量の急増・急減時に薪が足りない・余ることもある。
(次回配送日の5営業日前までに変更のお知らせをいただければ、配送量や配送間隔を変えられますので、不足し続けたり余り続けたりはしません。)
薪の定期便で送られる薪はどんな薪?
Rotationの薪定期配送サービスがいくら便利でメリットがあっても、送られる薪の質がどうなのか、気になるところだと思います。
質の悪い薪だと火つきが悪かったり、燃え残りが出たり、煙突やストーブ内部にすすやタールが多く付着したりなど、さまざまな弊害が出ます。
質の良い薪ではこれらの問題はかなり軽減します。
薪の品質の良し悪しは、しっかり乾いているか否かにかかっています。
そこで、Rotationで販売されている薪はどのように乾燥させているのか、品質へのこだわりをご紹介します。
1.木の含水量が減る冬季に木を切る
冬の気温が氷点下に冷え込む地域の木は、木の中に多くの水分を残してしまうとその水分が凍結して膨張し、バリバリと割れてしまいます。
そのため、木は冬に向けて自らの水分量を出来るだけ減らし、身割れを防ぎます。
乾燥は木の中の水分を抜く作業です。水分量が少ない冬季に切った木は、短い時間でしっかり乾きます。
2.風抜けの良いメッシュパレットに薪を工夫して積み込む
薪を乾燥保管するための容器は金属製のメッシュとし、そこへ薪を入れる際は風の通りや抜けを考えた積み方で積み込みます。すき間なく詰めすぎたりせず、横方向・縦方向の風の抜けを考慮した積み方にしています。
これにより木から出た蒸気も風により排出され湿気がこもらず、乾燥が早く進みます。
3.乾燥・保管用のビニールハウスの工夫
(1)防湿シートで地面からの湿気をシャットアウト
ハウス内の地面には防湿シートを敷き込んで、ハウス内が多湿になることを防いでいます。
(2)雨水の侵入をガード
ハウスの側面は盛り土とトタンの壁で雨水の侵入を防いでいます。ハウス内への水の侵入を防ぐことで、ハウス内が多湿になることを防いでいます。
(3)風が抜ける向きにハウスを建てている
この土地の風向きを考慮して、風がよく抜ける向きにハウスを建てることで、ハウス内部にある湿気を素早く排出します。
(4)降雨以外の日は側面をメッシュに
専用ハウスの側面にはメッシュを張り、ビニールを巻き上げれば側面から風が抜ける仕組みになっています。雨が降っていない日にはメッシュにして、虫などの侵入を抑えながら薪から放出されハウス内に溜まった湿気を効率よく排出します。
薪の定期便の活用例
便利でメリットも多い薪の定期便。その活用例をご紹介します。
■ 活用例(1)
薪割りも大変になってきた高齢の両親。帰省して薪割りをしてあげたいと思いながらも、忙しさや新型コロナの蔓延などでなかなか思うようにいかない。
そこで、薪の定期便を活用。
届け先を実家にして、一度注文をしてしまえば、よく乾いた きれいに割られた薪が忘れることなく両親の元に定期的に届くので、両親は薪割りから解放され、寒い日に外にある薪棚に薪を取りに行く手間も無くなった。
両親の負担を減らすことができ、薪代も自分が出してあげたので、とても良い親孝行になった。
■ 活用例(2)
月に1回程度、別荘に遊びに行くのだが、薪を買いながら向かうと荷物が増えたり、薪の木屑や皮で車を汚したり、たまに買い忘れたり。暖炉に薪をくべるのも楽しみの1つなので、薪の調達はしたいが、何かと面倒臭さもある。
そこで、薪の定期便を活用。
届け先を別荘にして、暖炉を使う11月〜3月までの期間、月に1回40kgを置き配で注文。
お陰で買い忘れや売り切れの憂き目に遭うこともなく、段ボールに入っているので、木屑などが部屋を汚すこともなく、また、薪を来季に持ち越さず使い切ることが出来るようになった。
面倒臭さから解放され、また、よく乾いた薪は爆ぜることなく上品にパチパチやさしい音をたてて燃えるので、暖炉の前で豊かな時間を過ごすことが出来るようになった。
■ 活用例(3)
オートキャンプがライフワークになっており、毎週キャンプに出かけている。
キャンプの醍醐味である焚き火を楽しむため、ホームセンターで薪を購入してキャンプに行っているのだが、毎週買うのも面倒なので ある程度まとめて買うようにしている。ただ、わざわざ買いに行くのも面倒だし、売り切れていたら別のお店に足をのばさなきゃだし、ホームセンターの薪は針金で結束されているだけで裸の状態なので、車に乗せた時や家への持ち運びの際に樹皮や木屑が落ちて汚れるし、家での保管もレジャーシートに包んでは入るが、木屑などでかなり汚れてしまったりなど、何かと不便も多い。
そこで薪の定期便を活用。
1回の注文で20kg(およそキャンプ2回分)の薪が段ボールに入った状態で家に届くので、2週間に1回の発送に設定。木屑で車や部屋が汚れることなく、買いに行く手間も省け、売り切れなどであちこちのホームセンターを回ることも無くなった。準備の手間や掃除の手間が軽減し、よりキャンプが楽しめるようになった。
いかがだったでしょうか?
薪にまつわる様々な手間や面倒臭さなど、さまざまな問題や課題を解決に導く「薪の定期便」。
ご自身のライフスタイルに合わせ、期間や量、配送間隔など検討し、この機会にぜひお試しいただければ嬉しいです。